「密猟現場を見つけたら」

　会員の方から山で探鳥中に密猟らしき現場に出くわした場合の対応について質問がありました。
県のみどり保全課にもお伺いしてどのようにしたらよいのかまとめてみました。
　
＜野鳥の飼育・捕獲は法律で原則禁止されています。＞

　市町役場で飼養許可証がもらえた場合に限って、現在はメジロ一種のみについては１世帯
あたり１羽を飼育することができます。（※野鳥の飼養について、許可しないこととなりました。）
この場合、足輪をつけることが義務付けられています。これは、もし飼っている一羽が死んだら
そこで許可は終わりとなります。この許可を取っておられる方は県内でも何人かおられます。
　飼養のための捕獲についても県の許可が必要です。この許可については捕獲場所等かなり限定
して出されます。また、ここ近々での許可は出されていないとのことです。
ペットショップなどでは、輸入鳥獣を購入できますが、その際は「輸入証明書」が必要です。
もし、野山で鳥を捕獲している現場に出くわした場合は密猟の可能性がきわめて高いと言うこと
です。
　

＜鳥を捕獲している現場に遭遇した時は＞

　鳥を捕獲している人と接触する必要はありません。個人的なトラブルとなっては大変ですので、
迷わず所轄の警察の生活安全課に通報して下さい。
　電話番号は下記の一覧表のようになっています。代表電話ですのでここにかけて生活安全課に
つないでもらって下さい。
ウィークデーの場合は香川県みどり保全課(087-832-3462)に通報しても良いです。
連絡する場合は、日時、場所、その場の状況、車のナンバー、人物の服装等できるだけ詳しく
お伝え下さい。場所については、近くに電柱があるようならそれのナンバープレートが分かり
易いそうです。
　近年は警察でも密猟のような自然保護案件についても非常に熱心に対応して下さるようになっ
てきています。くれぐれも、直接自分では対応されないようお願いします。

＜所轄警察署の生活安全課の連絡先＞

改正履歴
21.11.9　密猟コーナー新設
25.1.22　メジロ愛玩飼養禁止